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日本でもお馴染みの”唯一的不同,是处处不同(唯一変わったのは、そのすべて)”というiPhone6sのキャッチコピーが、誇大広告ではないかとして、中国で訴訟の憂き目にあっています。まるでiPhone6と変わりがないのではないのではないかというのが理由です。

誇大広告にあたるのではないか

弁護士である何干林氏は、“唯一的不同,是处处不同(唯一変わったのは、そのすべて)”というキャッチコピーに惹かれて、iPhone6sのゴールド版128GBをアップルオンラインストアで6,858元(約137,000円)で購入しました。しかしいざ入手してみると、3D TouchやLive Photosこそあれど、外見はそっくりそのままiPhone6であることに気づいた同氏は、「全然『すべて変わって』いないじゃないか」と激怒します。

また弁護士である彼は、「唯一」や「すべて」といった広告対象を絶対化するキーワードが中国の広告法に違反しているのではないかと気づきます。本当に全て変わっているのならばともかく、機能面でいくつかの変更が加えられたという程度であれば、新たに実施された同広告法に違反するというのが彼の見解です。

裁判所は訴えを受理、キャリアはキャッチコピー取り下げ

今年9月より、中国は「国家級」「最高級」「最優秀」といったキーワードを広告に用いることや、虚偽や消費者に誤解を与えるような内容を明確に禁止しています。仮に損害が認められれば、購入金額の3倍を広告主に請求することが可能です。よって何干林氏は早速、20,574元(約41万円)の訴えを起こしました。

国によっては一蹴されそうなものですが、すぐに広州市天河区裁判所は訴訟を受理、被告の中国移動通信は公式サイトからキャッチコピーを削除する事態にまで発展しています。さらに何干林氏は、アップルも共同被告人に追加するよう裁判所に要求しています。

新機能のみならず、スペック面でもカメラやメモリなど大幅に性能を向上させているiPhone6sですが、外見では全く区別できないことが、一般消費者の買い替え需要を停滞させているのではという分析もあるだけに、アップルとしては頭の痛い展開となりそうですね。

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